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この病室で食べ物の持ち込みOKの患者さんいないのに!?【40代前半の弁膜症 | 心不全闘病日記】

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酒も呑む。煙草も吸う。
そんな日常を過してきたので病院生活は何かと縛りがあるのは当たり前なのだが、ちょっとだけなら良いよね?なんて考えてしまいます。



心不全は収まったものの弁膜症の手術を控えているのだが、とにかくおとなしくさえしていれば、それほど健康体と変わらなかったりする。
健康に近い状態で節制された環境に身を置くと食事が何よりも楽しみになる。

病院の食事はお世辞にも美味しいとは言えず量も少ない。
そうするとですね、普段は手にしないお菓子の類などが無償に食べたくなるのです。甘い物などは特に欲しくなる。

こっそり食べていたビスケットがどうやら病室に落ちていたらしく、朝六時から看護師さんが大騒ぎ「この病室で食べ物の持ち込みOKの患者さんいないのに!」誰ですか?食べてるの?大部屋なので患者数が7名。その一人一人に聞いて回る。そしてボクの所にも。

看護師さん「クッキー食べてますか?」
ボク「食べてない」

だって食べてるのビスケットだし、、、、

ボクのビスケットに違いないかも知れないが、実は病室にもう一人クッキー or ビスケットを食べている患者がいるのはボクしか知らない(笑)

入院すると睡眠不足【40代前半の弁膜症 | 心不全闘病日記】

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朝は6時に起床。
まあ、起床というか血圧やら体温やら場合によっては採血で看護師さんが巡回してくるのだが、寝ぼけ眼での6時の採血はいささかカンベンして欲しかったりする。

夜は10時過ぎには消灯でテレビも消さないとならないし(テレビはほとんど見ないけど)真っ暗になるので本も読めない。

そんな時役にたつのがKindleやiPadだろう。小説も漫画も雑誌も読めるしゲームも出来るしね。
入院の可能性がある方は是非どちらかを購入することをオススメします。
(入院してなくても普段から便利なアイテムですが、、、)

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40代で心臓外科病棟に(違う病気の人もいます)入院する患者は少なく。大抵が年配の方々ばかり、それも術前の人や術後の人など様々な患者がいますが、皆さんの夜は決まって早い。
消灯前から、いびきの合唱が始まります。加えて術後の患者でシャックリが止まらない人や、なぜか唸ってる人。

毎晩そんな状況です。

病室が大部屋なので仕方ない(泣)
とはいえ個室に入る差額ベッド代など払えるわけもなく、半共同生活をのみこむより他はありまえせんね。
これから手術になり術後ICUから出た後、ひょっとしたら痛みに悩まされ声を上げる日があるかもしれませんし、明日は我が身です。

朝食の時間になったのでありがたく頂きます。

【40代前半の弁膜症 | 心不全闘病日記】4人部屋の病室で突然大音量!

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夕食が済み、看護師さん達が受け持ちの患者さんにバイタルチェックを行う。
一人の患者さんが明日カテーテル手術があるらしく点滴が増える事や朝食が抜きだったり術前の段取りをそつなく済ましていた。
「何か質問ありますか?」と看護師がその患者さんに優しく投げかけると「腕の血管からカテーテルが入らなかったらどうするんですか?」看護師はすぐさま「太ももから取りますよ〜」と優しく答える。
きっと痛いのがかなり嫌なんだなと僕は思った。

僕も別の看護師さんにバイタルチェックなど受け「今日もこれで1日が終わる」そんな気分でいた矢先。

明日の手術でテンパっていたのだろうか、突然一人一台備え付けられている手術予定の方のテレビからありえないくらいの大音量が部屋中に響いた。夕方のニュース時、どこぞのチャンネルのアナウンサーがテレビから大きな声を出している。

ただただ、ボリュームを下げれば済む話なのだが、、、
「あれっどうなってるんだ?」「どうなってる?なんだなんだ!」
明日手術のその人は、相部屋なのに一人パニックルーム状態。
アナウンサーの声はまだ、病室の皆んなにニュースを伝えている。

「まさか、使い方がわからずナースコール押すのかな?むしろ押してくれ!!」
心の中でそう願い、とにかく笑いを堪えるのに必死だった。きっと他の2人も同じ状況だったであろう。

そして彼は「ボリュームを下げるのを諦めて大元の電源コンセントを引っこ抜く方法を取り」事態を収拾させたのである。

そして、22:12現在。
カテーテル手術予定の彼はグッスリと眠っている。
楽しいひと時をありがとう!

【40代前半の弁膜症 | 心不全闘病日記】テレビは最高の暇つぶしになる?

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入院するってことは体調が悪いからであって安静にしていないといけないから入院を余儀なくされているに他ならない。
僕のように手術をすぐに出来ないほどBNPの数値が4桁まで上昇し安静にするために入院していても病院内での日常生活が問題なかったり、自由に動ける患者は相当暇な時間が多いハズだ。

幸い、パソコンで出来る仕事が幾つか立て込んでいたのでやることは山ほどある、もしそれがなかったらテレビカードやKindleで書物や漫画を買って幾ら使うんだろうと想像すると暇じゃなくて良かったと思ったりする。

意識がありながら寝たきりのオヤジはテレビカードが無くなると発狂するもんな(笑)そしてそのお金は今もと言うか数年前から断続にかかっているからある意味怖い。
きっと現在入院しているこの病院にも家族にテレビカードをせびる患者は居るんだろうなと容易に想像できる。そりゃそうだよね。やることないし。

病棟のフロアには誰でも利用できる広いスペースの食堂がある、側面一面が窓になっているので太陽の光はたっぷり過ぎるぐらい入り明るく解放的な場所だ。外庭なども整備されていて今の季節は生えている木々の緑が心地よい。外に出られない入院患者がリラックスできるように作られている。

そんな場所に大きめのテレビが一台設置されている。
食堂は病室と違い面会時に利用される時が多い。面会者と患者が一緒に昼食だったり夕食を取っているのはごく当たり前の光景で、病院内では唯一それほど周りを気にせずに喋ることの出来る空間でもある。

テレビの前には1番大きなテーブルが設置されているのだが、日本人の独特の遠慮気質なのかあまりそこのテーブルに着く患者も面会者も少ない。

ただ一人を除いては。

先に述べたように遠慮しがちな患者と面会者だが、その席には大抵「彼」が座ってテレビを見ている。この記事を書いているさなかも「彼」は、そのテレビを独占している。

僕の中では彼の事を「テレビの主」と呼んでいる。

「テレビの主」は45歳〜50歳といった見た目で軽くピザだ。入院しているフロアは内科・循環器内科の患者が多くその大半が内臓や心臓に何らかの疾患を抱えている人が多いので「テレビの主」がピザなのもうなずける。
その食堂にはカップの自販機があって「冷水と白湯」は無料で飲めるので僕もよく利用するのだが、決まって「テレビの主」は安定の定位置に陣取っている。
本当は良くないのだが喫煙者の僕はこっそり外にでて煙草を吸いに行くのだが食堂の目の前のエレベーターを利用する際も、ほとんど「テレビの主」はテレビを見ている。時々病室ではなく食堂で夕食を食べたりするのだが、やはり安定の定位置だ。

約二週間観察を続けたが、朝起きてから就寝時間までの大半の時間をそこで過している。誰に迷惑をかけてる訳でもないので何の問題もないのだが、明日退院する僕にとっては「テレビの主」が安定の定位置に陣取っている姿を見れなくなるのが、心なしか寂しい。






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