【40代前半の弁膜症 | 心不全闘病日記】テレビは最高の暇つぶしになる?
入院するってことは体調が悪いからであって安静にしていないといけないから入院を余儀なくされているに他ならない。
僕のように手術をすぐに出来ないほどBNPの数値が4桁まで上昇し安静にするために入院していても病院内での日常生活が問題なかったり、自由に動ける患者は相当暇な時間が多いハズだ。
幸い、パソコンで出来る仕事が幾つか立て込んでいたのでやることは山ほどある、もしそれがなかったらテレビカードやKindleで書物や漫画を買って幾ら使うんだろうと想像すると暇じゃなくて良かったと思ったりする。
意識がありながら寝たきりのオヤジはテレビカードが無くなると発狂するもんな(笑)そしてそのお金は今もと言うか数年前から断続にかかっているからある意味怖い。
きっと現在入院しているこの病院にも家族にテレビカードをせびる患者は居るんだろうなと容易に想像できる。そりゃそうだよね。やることないし。
病棟のフロアには誰でも利用できる広いスペースの食堂がある、側面一面が窓になっているので太陽の光はたっぷり過ぎるぐらい入り明るく解放的な場所だ。外庭なども整備されていて今の季節は生えている木々の緑が心地よい。外に出られない入院患者がリラックスできるように作られている。
そんな場所に大きめのテレビが一台設置されている。
食堂は病室と違い面会時に利用される時が多い。面会者と患者が一緒に昼食だったり夕食を取っているのはごく当たり前の光景で、病院内では唯一それほど周りを気にせずに喋ることの出来る空間でもある。
テレビの前には1番大きなテーブルが設置されているのだが、日本人の独特の遠慮気質なのかあまりそこのテーブルに着く患者も面会者も少ない。
ただ一人を除いては。
先に述べたように遠慮しがちな患者と面会者だが、その席には大抵「彼」が座ってテレビを見ている。この記事を書いているさなかも「彼」は、そのテレビを独占している。
僕の中では彼の事を「テレビの主」と呼んでいる。
「テレビの主」は45歳〜50歳といった見た目で軽くピザだ。入院しているフロアは内科・循環器内科の患者が多くその大半が内臓や心臓に何らかの疾患を抱えている人が多いので「テレビの主」がピザなのもうなずける。
その食堂にはカップの自販機があって「冷水と白湯」は無料で飲めるので僕もよく利用するのだが、決まって「テレビの主」は安定の定位置に陣取っている。
本当は良くないのだが喫煙者の僕はこっそり外にでて煙草を吸いに行くのだが食堂の目の前のエレベーターを利用する際も、ほとんど「テレビの主」はテレビを見ている。時々病室ではなく食堂で夕食を食べたりするのだが、やはり安定の定位置だ。
約二週間観察を続けたが、朝起きてから就寝時間までの大半の時間をそこで過している。誰に迷惑をかけてる訳でもないので何の問題もないのだが、明日退院する僕にとっては「テレビの主」が安定の定位置に陣取っている姿を見れなくなるのが、心なしか寂しい。
僕のように手術をすぐに出来ないほどBNPの数値が4桁まで上昇し安静にするために入院していても病院内での日常生活が問題なかったり、自由に動ける患者は相当暇な時間が多いハズだ。
幸い、パソコンで出来る仕事が幾つか立て込んでいたのでやることは山ほどある、もしそれがなかったらテレビカードやKindleで書物や漫画を買って幾ら使うんだろうと想像すると暇じゃなくて良かったと思ったりする。
意識がありながら寝たきりのオヤジはテレビカードが無くなると発狂するもんな(笑)そしてそのお金は今もと言うか数年前から断続にかかっているからある意味怖い。
きっと現在入院しているこの病院にも家族にテレビカードをせびる患者は居るんだろうなと容易に想像できる。そりゃそうだよね。やることないし。
病棟のフロアには誰でも利用できる広いスペースの食堂がある、側面一面が窓になっているので太陽の光はたっぷり過ぎるぐらい入り明るく解放的な場所だ。外庭なども整備されていて今の季節は生えている木々の緑が心地よい。外に出られない入院患者がリラックスできるように作られている。
そんな場所に大きめのテレビが一台設置されている。
食堂は病室と違い面会時に利用される時が多い。面会者と患者が一緒に昼食だったり夕食を取っているのはごく当たり前の光景で、病院内では唯一それほど周りを気にせずに喋ることの出来る空間でもある。
テレビの前には1番大きなテーブルが設置されているのだが、日本人の独特の遠慮気質なのかあまりそこのテーブルに着く患者も面会者も少ない。
ただ一人を除いては。
先に述べたように遠慮しがちな患者と面会者だが、その席には大抵「彼」が座ってテレビを見ている。この記事を書いているさなかも「彼」は、そのテレビを独占している。
僕の中では彼の事を「テレビの主」と呼んでいる。
「テレビの主」は45歳〜50歳といった見た目で軽くピザだ。入院しているフロアは内科・循環器内科の患者が多くその大半が内臓や心臓に何らかの疾患を抱えている人が多いので「テレビの主」がピザなのもうなずける。
その食堂にはカップの自販機があって「冷水と白湯」は無料で飲めるので僕もよく利用するのだが、決まって「テレビの主」は安定の定位置に陣取っている。
本当は良くないのだが喫煙者の僕はこっそり外にでて煙草を吸いに行くのだが食堂の目の前のエレベーターを利用する際も、ほとんど「テレビの主」はテレビを見ている。時々病室ではなく食堂で夕食を食べたりするのだが、やはり安定の定位置だ。
約二週間観察を続けたが、朝起きてから就寝時間までの大半の時間をそこで過している。誰に迷惑をかけてる訳でもないので何の問題もないのだが、明日退院する僕にとっては「テレビの主」が安定の定位置に陣取っている姿を見れなくなるのが、心なしか寂しい。